花のいのち-2 7月9日
2019年 07月 09日
座禅会の30分ほど前にお寺に着き、ひとけのない境内を
散策。紫陽花は見頃のピークは過ぎたとはいえ、まだ
楽しめる。
池に紫陽花を浮かべた様子が、どなたかのSNSで紹介された
ことで、一気に評判が広がり、いつも以上に人が増え、
多い時には数百人が写真を撮りに訪れているという。
これは花の命を考え、供養する、という意味を込めて
20年前から行われているものだそう。
今は大輪の蓮の花が美しい。木の枝をしならせるほどの
モリアオガエルの卵。鳥の声、葉擦れの音だけが聞こえる
木洩れ日の下で、貸切り状態で心ゆく迄花を愛で、
ゆっくり写真が撮れる贅沢さ。早起きは三文の徳。
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今月の参加者は、7人。7月7日に、7人(^◇^)
代がわりされた、現住職さんによる座禅会。若くて
声の張りがよく、オレンジの袈裟が一層映える。
時間やら予定を、袂から出したスマホで確認して
おられるのが、時代やな~と思う。
長いお経の数々も、もしかするとアプリでまとめて
入ってたりするんやろか、とか、スクロールしもって
読むのも便利かもしれん、と勝手に想像して
ほくそ笑む。
外の光を遮断した真っ暗なお堂で、呼吸をすること、
それも主に吐くこと、吐ききることを意識する。
如何に普段ぞんざいに息をしているかがわかる。
無にもなれないし、足は痺れるし、何年やっても
「瞑想風」なだけでも、神聖な気持ちにはなれる。
そんなこんなの日曜日。
by ca0lizm
| 2019-07-09 05:06
| いきもの
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