Kedi seyahat イスタンブールの旅 6
2019年 04月 10日
Tさんが教えてくださった通り、私のネコセンサーをOFFに
してても、どこにもいる。
旅先での一枚目はネコを、と決めていたのだが、あっさりと
クリア。その瞬間、ちょっと無理してでも来た甲斐あったなー、
としみじみと思った。
ごく当たり前のように、人との距離はネコによるのだろうけど、
概ね警戒心なく、近寄っても逃げも威嚇もせず。
ノラネコらしく、ネコが生きられる場所。ヒトがネコを
追っ払ったりするのを見ることはなかったし、どの子も
適度にお腹を満たしているのか穏やか。
どこを切り取っても絵になる風景の中に、これまた
どんなしぐさも絵になるネコ、その同じ時間と空間に
わが身を置くことができることがうれしくてうれしくて。
貧しいながらも、やりくりしてこうして旅することが
できる分を蓄えられるだけの仕事を与えられている幸せ。
歩けばネコにあたる。それくらい、どこの路地を
曲がってもそこに。見上げたら屋根に。呼べば少しだけ
振り返り。カメラに向かって突進してくるものも。
無心に昆虫を追っかけ、木陰でまどろみ。
これまでは仕事があったらベトナムに住みたい、と
思っていたが、トルコもいいなあ。花粉症はないらしい
けれど、明け方くしゃみ連発、鼻炎は免れないよう・・
日が高くなるほどに、さらに沸々とエネルギーが湧き、
どこまでも歩けそうな気がする。
海外の旅は、もう何年も東南アジアのみだったので、
海外の旅は、もう何年も東南アジアのみだったので、
日中に着替えに帰るとか、途切れず水を飲む、日陰を
よって歩く、というのをしなくていいのが、逆に変な
感じがする。
それでも、路地のおいしい煙のにおい、街の風景の至る
所にアジアを感じる。土ぼこりも饐えたにおいもなく、
汗だくにならない、けれど好きな街の雰囲気。
遠く海が見える。その海に向かって、急勾配の坂を下る。
遠く海が見える。その海に向かって、急勾配の坂を下る。
これ下ったら、またのぼらなあかんねんな、とやや怯む
くらいに、急な坂。その両サイドに、ずいぶんと趣のある
古い建物が連なる。朽ちてしまいそうなほど危うい建造物、
カラフルな色合い、石造りの外壁、とてもカッコイイ。
by ca0lizm
| 2019-04-10 05:07
| たび(異国)
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