Kedi seyahat イスタンブールの旅 5
2019年 04月 09日
ホテルからほんの数分。
なにせキャンセルまで考えたので、結局ガイドブックは
図書館で借りたきりほとんど見ることもなく、ざっと
地図を眺めただけ、どこへ行くか、何を見るか、思いは
なにもなかったので、昨日おすすめのハンバーガー食べたよ、
と報告がてら情報収集に。
そもそもこの国を旅先に選んだのは、何年も前に旅した
友人Tさんが「そこらじゅうに猫いますよ。」と教えてくれ、
オススメだった、それがきっかけ。東南アジアより少し遠く、
でも欧州まではあまりに遠い、その間にあり、双方の文化も
融合された歴史ある、日本ともかかわりの深い国。
数日前までの職場の同僚が、「世界三大料理のひとつやもんね」
と言ったとき「え?!そうなんですか」と無知な返事をした。
知識がないため、いつもの旅の目的の、3つのうちのひとつ
「安くておいしいものがある」は、今回は期待せず。
ケバブしか思いつかない・・。あと、餅食感のアイス。
あれは料理とは言わんか。
ぷらぷら街歩き。誰も私を知らないし、見てもない。ネコも
私も、他者にとって同じ距離にあるのがすこぶる好ましい。
旅行社ではとても歓迎された。「紅茶か水飲みましたか?」
と訊かれ「いえ、未だ飲んでません」と返す。「お茶でも如何
ですか?」と言いたかったのだと、直後に気づいた。出された
紅茶はとてもおいしかった。
有料の観光地をいくつも回れるお得なパスや、ディナークルーズを
勧められたが。
私はネコがいて、市場行って、あとはなんか美味しいもの
食べられたらいいので・・・・どれも断ったら、何しに来たの?
みたいな顔をされた。全くその通り。
まずはブルーモスクへ。祈りの場所であり、観光地でもあり。
無料で見学出来て、写真も可。
特定の宗教を持たぬ私ではあるけれど、敬虔な気持ちになる。
信仰をよすがとして生きる多くの人々の人生を想像してみる。
チップレベルの寄付をする。領収書を頂いた。
広場には小さな売店がいくつもあって、日用品もお土産物も。
屋台は、パン、とうもろこし、焼き栗。店の前にうず高く
積まれた、その場で絞りジュースになる大きなざくろと、
オレンジ。
とうもろこし、興味はあったが食べずじまい。連れがいれば
半分こして食べたのだろうと思う。一人旅のデメリット。
とうもろこし、1本4TL(≒84円)。
by ca0lizm
| 2019-04-09 05:05
| たび(異国)
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