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エスカルゴ  4月3日

季節の変わり目は、体調を崩さないよう警戒し、きちんと
食べて、睡眠もしっかりとり、決して無理はしていない
はずなのに、体力のなさか、寝込むほどではないが不調。

日曜日、Tさんに声をかけて頂いた時はまだ真冬で、
ずいぶんと先のことだと思っていた狂言の会、言う間に
当日。年度始まりのエイプリルフール。

アレルギーのせいかやや熱っぽくて、頭痛薬を飲んで
出かけた。花見日和なのに、カメラを持つことも、
早めにでかけて花を楽しむパワーも湧いてこない。

この狂言会は、市民ホールのリニューアル公演で、
大勢が詰めかけており、着物姿も多く。私は隣の市の
住民なのだけれど!

狂言は、中学生の頃だったか学校の体育館で行われた
古典芸能鑑賞会が初めてで、出し物は「附子(ぶす)」。

芸能とはつくづく不思議なものだと思う。数百年の時を
経てもなお生き続けているのは、受け継ぐものがいて、
さらにそれらを面白いと感じる人が少なからずいると
いうこと。

大衆的な、また高尚な趣味としても息づいて、ITと
平行してこの世に存在しているのは、凄いことだと思う。

双眼鏡をまた忘れ、遠く眺めた2階席ながら、開演前の
わかりやすい解説のおかげで、すんなり世界になじんだ。

終演後、ホール内の喫茶店で、忙しいTさんの時間を
頂き、小一時間ほど。いつも話を聞いてもらって、また
話題豊富な彼女の近況は私には新鮮で、いくつも話したい
ことがあるのだけれど。

また近いうちに会えますように。忙しい合間にも濃やかに
気にかけて下さって、本当にありがとうございます。
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by ca0lizm | 2018-04-03 05:04 | いきもの | Comments(0)

 心の琴線に触れるもの


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