クラッシャー 12月5日
2017年 12月 05日
雨上がりの朝だった。訪問ヘルパーの利用者さん宅へ
バイクで向かっていた。
午前中はおひとりで過ごされている年配者で、
認知症の症状もあるため、時間通りに訪ねなくては、
という焦りが私の中にあったのだろうと思う。
曲がるべき信号、うっかり通り過ぎかけて、慌てて
ブレーキを握りながら左折。
数週間前、いつものバイク屋さんでなく、友人の友人が
安くで請け負ってくれるというのでブレーキのパッドと
ワイヤーの交換を任せたが。明らかな整備不良だった。
ブレーキが握った状態で戻らず、ロックがかかったままの
タイヤは、雨上がりの横断歩道の白い部分の上で滑り・・
もう次の瞬間には歩道に仰向けで転がっていた。
どこが痛いのかもわからないけれど、身体が動かない。
が、意識はある。ヘルメットのおかげで頭も無事、
冬だったせいで全身は防寒着で覆われており幸い傷もない。
後ろを走っていた自動車の女性が呼んでくださった
らしき救急車が間もなく到着し、搬送された。
救急車の中からヘルパーステーションに電話し、
事故ったので、申し訳ないが代わりの人を手配して
いただくようお願いした。
手術まで1週間も自宅待機、術後の痛みと不自由さ、
辛く惨めだったけれど、負け惜しみとかではなくて
事故から得たものは本当に多い。
・・・あれから丸8年。傷も薄くなり、不具合はない。
後遺症なく今も元気でいられることの奇跡を思う。
今週末、1年点検を申し込んだ。
by ca0lizm
| 2017-12-05 05:02
| みず
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