はるねこ 3
2017年 03月 21日
地下道を抜けて駅向こうに渡ればすぐ、海が見える。
折しも、船のチケット売場が移転し、広い待合いと、
2Fにコミュニティセンターも兼ねた真新しい建物の
オープン記念の催しで、多くの人が準備に追われている。
乗船する人は年配者が多く、券売機のボタンが分からず
訊ねたり、紙幣が入らない、おつりが出ない、など其々が
時間がかかり、長い列は進まず、ますます混雑。
行きは普通船で。お天気は晴れ。いくつかの島を経由し、
ごく穏やかに凪いだ海をゆく。潮で白くくもった窓から
青い景色を眺めながらまた、睡魔。
船を降り、足の向くまま。ベンチで飼い猫が毛づくろい。
花粉症の症状もなく、寒すぎず。ひもじくもなく、
程よく春を楽しめる条件が揃った。
何種類もの鳥の囀りが混ざる海沿いの道。
小さくカラフルな野の花が足元に。
ゆるくあたたかな海風は、洗濯物や、鈴なりの明るい
橙色の実をかすめてゆく。
前から歩いてきた、作業着姿の島の人らしい男性、
「これ、島のね、パンフレット。ここの食堂、もし
良かったらお昼ごはんに使って。○○(男性の
ファーストネーム)から勧められた、っていえば
良くしてもらえるよ」
いきなりだったので戸惑うが、有難く受け取る。
二つ折りで、中は地図と見所などが描かれていた。
首輪をした飼いネコも多い。ノラネコもやけに
フレンドリーで、しゃがんでカメラを構えると
小走りで寄ってくる。
そう観光客が多いわけでもなさそうな印象だが。
ネコ目当ての人がえさをあげているのだろうか。
この島は、ネコに餌をあげないで、といった、ノラに
関する注意書きは見かけなかった。
折しも、船のチケット売場が移転し、広い待合いと、
2Fにコミュニティセンターも兼ねた真新しい建物の
オープン記念の催しで、多くの人が準備に追われている。
乗船する人は年配者が多く、券売機のボタンが分からず
訊ねたり、紙幣が入らない、おつりが出ない、など其々が
時間がかかり、長い列は進まず、ますます混雑。
ごく穏やかに凪いだ海をゆく。潮で白くくもった窓から
青い景色を眺めながらまた、睡魔。
船を降り、足の向くまま。ベンチで飼い猫が毛づくろい。
程よく春を楽しめる条件が揃った。
何種類もの鳥の囀りが混ざる海沿いの道。
小さくカラフルな野の花が足元に。
橙色の実をかすめてゆく。
「これ、島のね、パンフレット。ここの食堂、もし
良かったらお昼ごはんに使って。○○(男性の
ファーストネーム)から勧められた、っていえば
良くしてもらえるよ」
いきなりだったので戸惑うが、有難く受け取る。
二つ折りで、中は地図と見所などが描かれていた。
フレンドリーで、しゃがんでカメラを構えると
小走りで寄ってくる。
そう観光客が多いわけでもなさそうな印象だが。
ネコ目当ての人がえさをあげているのだろうか。
この島は、ネコに餌をあげないで、といった、ノラに
関する注意書きは見かけなかった。
by ca0lizm
| 2017-03-21 05:04
| たび
|
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