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たばしる  3月10日

小説やネットで出会った、琴線に触れることば。

「おいしい話はそれを受けた人が得をする
わけじゃない。言い出した人が得をする。昔から
そういうふうに相場が決まってるのよ」


自分が年を重ねるごとに思っていたこと。
利害関係のある付き合いの中では避けられない、
けれどバランスが偏ると、必ずこじれてしまう。

皆が自分のことだけを優先に考えているとは
思いたくはないけれど。

「許すは心 忘れるは頭」

気持ちの中では折り合いをつけた、と思って
いても、記憶からは消えるわけではない。
自分の中で、相反する2つの気持ちに、大きく
揺さぶられ続けている出来事・・。

「見えるものから見えないものが見えてくる」


主人公が、舞いあがる花びらを見て、見えない
風の存在を感じる、という場面。

失ったものの重さ、とか、そこにいない人の
存在感とか。それを認識することは、新鮮でも
あり、せつなくも。

「器が小さいということは、少しで事足りる。」

某作家のつぶやきから。ご本人は謙遜だろうが、
私はこの言葉にとても救われる。

そやねん、ちっさいけど。些細な出来事に
うろたえるのと同じくらい、小さなことにも
幸せを感じられるのはすばらしいこと!

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by ca0lizm | 2015-03-10 05:02 | ねこ | Comments(0)

 心の琴線に触れるもの


by ca0lizm