白鳥橋 4月28日
2014年 04月 28日
ママの背中に隠れるくせに、おやつで釣ると
まんまとすぐに懐く。
意味はさっぱり解してない風でも、ありがとうや
いただきますを促すと、かわいい声でまねる。
気に入ったらおんなじことを繰り返し、なにかを
投げたり走ったり、地面のありんこを飽かず眺め、
捕まえようとしながら、いざその蟻が手のひらに
這い上がってくると、戸惑い大人を見上げる。
池の魚を覗きこみ、散歩の犬を目で追い、
長い滑り台に嬌声を上げ、思い通りにできないと
しゃがみこむ。叱られると、この世の終わりかと
見紛うほどの絶望ポーズで泣く。
それでも、「アイス」というキーワードに
反応して歩きだし、どろんこの手で、口の周りを
まっ白にしながら握りしめたソフトクリームを
無心に食べる。
近くに住むTに、暇なら遊びましょう、とメールを
もらい、じゃあ外でおにぎりを、と出かけた日曜日。
バーベキュースペースも広く、遊具も充実し、
家族連れやグループがひしめく大きな公園。
子ども育てるって、片時も目が離せず、体力も
限りなく必要で、それ以上に不可欠な根気と
気力は、自分のことしかしていない私には
想像を絶する。
泣きたいほどの苦労も、無垢な、満面の笑顔で
すべてがちゃらになってしまうのだろうか。
ハハハツヨシ。
by ca0lizm
| 2014-04-28 05:03
| いきもの
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