どこへも 1月25日
2010年 01月 25日
低い雲の隙間から、ほんの束の間さす冬の光は、
影をつくるほどでもなく、上着を脱ぐほどの温かさも
もたらさず。
屋外の動物たちはみな、体を寄せ合って塊となり
暖をとる。訪れる客はニホンザルの群れにも及ばぬ数で
檻の前のぬかるみにも、足跡はほとんどない。
暖かい日が続いた後、ぐっと冷え込み夕方からは
雨が降るという天気予報の金曜日。
友を見舞うために出かけた、平日の京都。
昼食は、前回同様、八坂神社前のパン屋で
「究極のぶどうパン」を買って、知恩院の駐車場にある
ベンチに腰掛けて。ハトが寄ってこないところ。
ふと思いつき動物園へゆく。
いくつもの「調整中」の札のかかった空っぽの檻。
さびたり色あせたままの看板、雨水が入り込み
朽ち掛けている屋外の展示物・・・
動物たちが人間みたいにあからさまな表情を
持たないことは救いのような気がする。
風の力で自然に回ってるような無人の観覧車。
私も風に吹かれるままに足を向けて。
影をつくるほどでもなく、上着を脱ぐほどの温かさも
もたらさず。
屋外の動物たちはみな、体を寄せ合って塊となり
暖をとる。訪れる客はニホンザルの群れにも及ばぬ数で
檻の前のぬかるみにも、足跡はほとんどない。
暖かい日が続いた後、ぐっと冷え込み夕方からは
雨が降るという天気予報の金曜日。
友を見舞うために出かけた、平日の京都。
昼食は、前回同様、八坂神社前のパン屋で
「究極のぶどうパン」を買って、知恩院の駐車場にある
ベンチに腰掛けて。ハトが寄ってこないところ。
ふと思いつき動物園へゆく。
いくつもの「調整中」の札のかかった空っぽの檻。
さびたり色あせたままの看板、雨水が入り込み
朽ち掛けている屋外の展示物・・・
動物たちが人間みたいにあからさまな表情を
持たないことは救いのような気がする。
風の力で自然に回ってるような無人の観覧車。
私も風に吹かれるままに足を向けて。
by ca0lizm
| 2010-01-25 07:02
| いきもの
|
Comments(0)