人気ブログランキング | 話題のタグを見る

カンボジアの旅 vol.11 木の役割

抱えられないほどの、見上げるほどの大きな大きな木が
あちらこちらにある。遺跡には、鳥が落とした種が長い長い
年月をかけて、積み上げられた石の間を縫って根を張り、
今もなお大空に枝を伸ばし続けるガジュマルの木。

木陰を作って、生き物を太陽の熱からまもる。
いくつもの実をたたえたヤシの木は、その葉をさらさらと
涼しげに風に揺らせる。

民芸品や家具に加工されるラワン、中には雷が落ちて
裂けた大木。電柱も物干しも信号の支柱も、みんな木製。

旅先から出した十数枚の絵葉書。
珍しい切手、その代金として支払う紙幣。

持っていった文庫は4冊。
大崎善生「ドイツイエロー、もしくはある広場の記憶」
重松清「熱球」
村上春樹「東京奇譚集」
東野圭吾「私が彼を殺した」

これらの紙もみな、原料は木なんだなー。
カンボジアの旅 vol.11 木の役割_e0061785_15425682.jpg

カンボジアの旅 vol.11 木の役割_e0061785_15435867.jpg

カンボジアの旅 vol.11 木の役割_e0061785_154366.jpg

カンボジアの旅 vol.11 木の役割_e0061785_15431782.jpg

by ca0lizm | 2008-02-22 06:51 | たび(異国) | Comments(0)

 心の琴線に触れるもの


by ca0lizm