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メイル  10月4日  7:30

何か一つ欠けても、タイミングがずれても、
おそらく今ここにいないであろう自分の存在に、
たまらなく途方にくれることがある。

ふとした時間、誰かと話していても、仕事をしていても
ポツリと心に落ちた不安は、和紙に落とした墨汁のように
瞬間しみわたり広がってく。

そんな時、誰にもわからないように、大きく息を吸って
涙の元栓を固くしめる。

気負わないように、と自分を励ましている。
楽しいことをたくさん思い出そうとする。
それでも、だめなときはだめなので、家に帰って
とら子がいやがるまで遊ぶ。夜の駐輪場で。

私のかなしみやさびしさは、人で癒せるジャンルのものでは
ないのだ。すべては自分の中にだけある。

おいてもなお いろをうしなわず
メイル  10月4日  7:30_e0061785_7293639.jpg

Commented by まか at 2006-10-04 09:38 x
その不安な感覚、多分わたしもわかります。
最初にそんな感覚になったのは、小学校四年生でした。
ブランコに乗っていて急にそうなって、おいおい泣いた(笑)。

自分ではどうにもならない疑問や哀しさは、わたしは自分では考えないことにしました。カミサマというか、わたしを創った大いなる存在に全部ゆだねちゃうのよ。

トラ子、お元気ですか?オッパイをたくさん吸われて、痩せて、タレ乳になっていませんか?よろしくお伝えください。
Commented by SOGAKE_com at 2006-10-04 16:05
動物の癒しパワーは、不思議ですよね。
トラ子ちゃんの写真を見てるだけで、癒されますもん。
この写真は、「ひまわり」ですね。
色が残ったまま枯れてるわ~。
南国フルーツで、こんな感じのものありますよね。
Commented by kumi at 2006-10-04 16:08 x
これこれ・・・涙の元栓を固く閉めたら駄目なんですよ(^_^;)
テレビでやってました。涙の効能ってやらを。
涙は最高の癒しなんだそうです。
不安や悲しみは交感神経を刺激する・・・・しかし涙を流す事により副交感神経にシフトするのだそうだ。
副交感神経・・・これは眠りから醒めたようなリラックスした脳にするのだそうだ。
涙を流す事を我慢してはいけない。むしろ号泣するが良い。
最大の癒しは笑うことではなく泣く事・・・・・。
悲劇のヒロインを想像して大いに号泣しませう~
Commented by ca0lizm at 2006-10-04 19:32
***まかさま

私は存分に甘えたり泣いたりできない環境で過ごした子どもだったので
今でも我慢する、と言うのが標準の状態になっているようです。
原因のあるかなしみ、漠然とした不安、ふと夜中に目を覚まし
ただ闇におびえる夢うつつのような時間・・それも生きてりゃこそだと。
チビ猫は、とら子と一緒にキャットフードを食べるようになってますよ!
とら子はおなかの皮もたるんでいるし、すっかりおばあさんみたいです!
でも、元気ですよ!!私の最大の癒しです。
Commented by ca0lizm at 2006-10-04 19:35
***SOGAKE_comさま

特に慰めの言葉もないですが、バイクの音に駆け寄ってくる、それだけで
待ってたんやなー、とうれしい気持ちになれます。
このひまわり、電柱によっかかっていました。ちょうど信号で
止まったら歩道脇にあり、バイクを止めて撮影。朝の通勤時間です。
植物の色形、楽しいですよね。
Commented by ca0lizm at 2006-10-04 19:37
***kumiさま

とはいえ、私の場合は、就業中とか、人ごみの中でそうなることが
多いので、号泣するわけにもゆかず。我慢することがあたりまえに
なっているのでしょうね。
泣くために、私は旅に出るのだろうと思います。おそらく
夏の旅行がぽしゃったので、とっくに限界を過ぎているのだろうと・・
Commented by フォルテ at 2006-10-04 23:23 x
人にも自分にも甘えず、律して生きていらっしゃるのね。
振り返れば、私も事故などでいつ命を断ち切られても、見苦しい面のない
ようにありたい。等と思っていた事もありました。
若い頃の一人旅の経験も数多くあります。
良い季節になりましたし、近くにでもお出かけになって、リフレッシュなさって
ください。
陽に向かって胸張って咲いていた、ひまわりの意地の色なのでしょうか?
Commented by ca0lizm at 2006-10-05 07:33
***フォルテさま

弱いくせに、心を開放できない性分、三つ子の魂百まで、でしょうね。
3連休には近場へふらりと出かけようと思います。お天気がよければ
いいのですが(^.^)
私はこのひまわりを見て、孫に「おばあちゃんも昔は○○小町と
呼ばれたのよ」と自慢している、今もきれいな年配の女性を
想像しました。
by ca0lizm | 2006-10-04 07:30 | いきもの | Comments(8)

 心の琴線に触れるもの


by ca0lizm