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Pho you  ~ha noiの旅 6~

チェックアウトは12:00pm。11:00にはいったん部屋に
戻り、シャワーと着替え。もう絞れるくらい汗だく。

ホテルのシャンプーがあまりにも、なので、雑貨屋で
ちゃんとした(といっても、わずか1,000VND(≒¥5))
使い切りのを1つ買う。これがかなりの優れもの!
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11:50、部屋のベルが鳴る。「すみません、今もう
出ます」とドアを開ける。

「これ・・」とホテルの責任者だという女性が出した
青いナイロンタオル。

初日、部屋を移動したとき置き忘れ、翌朝フロントに
「あったらとっといて」と伝言。おそらく捨てられたの
だろうと忘れていた。

「私のはもう少し小さく、白いものです。これは
私のではありません」というと、女性はひどく
がっかりした様子。なんか『金の斧銀の斧』っぽい(笑)
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「なくしたのはこちらの落ち度、弁償します、金額を
教えてください」
「問題ないです、安もんですし、弁償してもらうほどの
ようなものではありません」

何度かやり取りののち「これ、お詫びに」と袋を手渡され、
さらに「チェックアウトは17:00でいいですよ」!!
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お言葉に甘えて!チェックアウト後はシャワーも使えない
ので汗だくにはなりたくない、どこかのカフェでまったり
読書を、と思っていたところ。

これで片蔭になるまで午睡も読書もできる場所が
確保されたのだ!
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午前中、通り沿いの店で衝動買いしたフランスパンを
かじりながら、読書。このゆるい時間も、旅の楽しみ。

15:00頃、急激におなかが空いてくる。カップ麺でも
買っとけばよかったな。

図々しく、朝食を摂る11Fへ。準備中らしきスタッフが
二人。冷房も入れず、窓は開けっぱなし。
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「なんか食べたいのですが・・」と言ってみた。
「今なら麺かチャーハンなら。」とメニューを
見せてくれた。

外の屋台に比べればものすごーく高価だったが。
私のためにだけ冷房を急速できかせてくれて、
大盛チャーハンにありついたのだった。
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Commented by 華子 at 2017-04-28 07:18 x
優しい。なんだ?ベトナムの人たちのこの優しさは!
いや、つい3、40年前は札幌もこんな感じだったかも。規則だコンプライアンスだじゃなく、時間があれば手が空いてれば、出来るだけお手伝いしますよって空気。
だんだん、誰かに許可して貰わなきゃ何も決められない世の中…。
ベトナムの優しさに泣ける。
Commented by ca0lizm at 2017-04-28 18:51
●華子さま

日本はクレームとか回避するために、臨機応変という
概念を、規則に置き替えてしまいましたね。
気持ちを大事にしたいと思うものにとっては、
今の日本は便利だけど、豊かじゃないね。
by ca0lizm | 2017-04-28 05:06 | たび(異国) | Comments(2)

 心の琴線に触れるもの


by ca0lizm