見えない星 エピローグ
2015年 10月 20日
翌朝、6:00には準備をしチェックアウト。
指定された小さなかごに鍵を戻し、薄明るい街へ。
雲は多いが雨の気配はない。
まずは朝食。ネットで見たカフェで、と目星をつけ
前日偵察に覗いたが、思っていたのとはイメージが
大きく異なったので、ボツ。
数年前、真夜中に半ば強制的に連れてかれたそばの店、
24時間開いているとわかり向かう。宿から歩いても
そう遠くはない距離。だが手元の簡易な地図がやけに
わかりにくく、地元のおじさんに訊ね、1時間も
かかってようやく。随分遠回りしてしまった。
食券を買い、ありついた熱い沖縄そば。¥400。
前回も、酔っ払ってはいたがおいしかった印象あり。
朝から歩いて体を動かし、空腹、しっかり味わって
食べた。その時間でも、カウンターの席には何人も。
腹ごなしに散策。どこにも、ネコがいる。いくら
見てても飽きることなく。
コンビニでコーヒー。(飛行機の搭乗口で手続き時に
もらったレシートの裏に印字された無料券を利用)
24時間有効のモノレール一日券、行きたい場所は
特にない。とりあえず端っこまで乗り、首里城へ。
ここも外国人の団体が犇めいている。 その後、気になる駅で下車して、あてもなくぶーらぶら。
なぜかウォークマンの音楽に、予期せずこみ上げる。
島では旅人同士にぎやかに過ごしていたので、意識の
隅っこに押しやられていた、なくしたものの大きさが
ふいに。
一人であることが急に心細くなる。
私は何も変わらないのだと。
いい旅だった。海に囲まれた場所で、空の下で、
優しい人とたくさん言葉を交わし、ネコに会い、
おいしいものを食べ、心を島風に晒した。
またここに来る日まで、生きてみようと思う。
私は、ここにいるよ。
指定された小さなかごに鍵を戻し、薄明るい街へ。
雲は多いが雨の気配はない。
前日偵察に覗いたが、思っていたのとはイメージが
大きく異なったので、ボツ。
数年前、真夜中に半ば強制的に連れてかれたそばの店、
24時間開いているとわかり向かう。宿から歩いても
そう遠くはない距離。だが手元の簡易な地図がやけに
わかりにくく、地元のおじさんに訊ね、1時間も
かかってようやく。随分遠回りしてしまった。
前回も、酔っ払ってはいたがおいしかった印象あり。
朝から歩いて体を動かし、空腹、しっかり味わって
食べた。その時間でも、カウンターの席には何人も。
腹ごなしに散策。どこにも、ネコがいる。いくら
見てても飽きることなく。
コンビニでコーヒー。(飛行機の搭乗口で手続き時に
もらったレシートの裏に印字された無料券を利用)
特にない。とりあえず端っこまで乗り、首里城へ。
ここも外国人の団体が犇めいている。
なぜかウォークマンの音楽に、予期せずこみ上げる。
島では旅人同士にぎやかに過ごしていたので、意識の
隅っこに押しやられていた、なくしたものの大きさが
ふいに。
一人であることが急に心細くなる。
私は何も変わらないのだと。
優しい人とたくさん言葉を交わし、ネコに会い、
おいしいものを食べ、心を島風に晒した。
またここに来る日まで、生きてみようと思う。
私は、ここにいるよ。
by ca0lizm
| 2015-10-20 05:03
| たび(うちなー)
|
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