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マギーティーラ ~渡嘉敷村編~  7月7日

水族館に行くつもりで、日帰りの観光バスを予約。
が、那覇から日帰りで行ける離島も捨てがたく、
「渡嘉敷島 ねこ」というキーワード検索、ある人の
ブログで「ネコが多い」と知り、あっさり目的地変更。

時期によっては混み合って乗れないことも、と
いうことで、高速船を予約。

30分余りの船の旅、学生の夏休みにはまだ
早いせいか、ほぼ満席ながら混雑なく。
音楽を聴きながら、波に揺られうとうと・・・
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・・・にしても、暑い。暑すぎる。
港についた人々は、それぞれお迎えのバスや
タクシー、山を越えビーチまで行く乗り合いの
バスに乗り込んで散り、船はまた島の人を
乗せて見えなくなった。

残されたのは、私と、蝉の声だけ。途切れなく響く
蝉しぐれは、静寂と等しく、包まれると孤独を
感じる。村の道先案内のとんぼに先導される。

時折すれ違う人はみな、自転車でも車でも、
笑顔で挨拶を投げてくれる。
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田舎町の風景に溶け込む無人の販売所。
揺れる白いシャツ、風にあおられ柔軟に伸び縮みする
いくつもの大きな蜘蛛の巣。黄色や紫のつる草に咲く花。
集落を散策。保育園から、水遊びの園児のはしゃぐ声。
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海ならね、ここまっすぐさー、納屋の中のかかしがいう。
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片道400円の乗合いバスで15分ちょっとのビーチへ。
泳いでみてもええかなー、という安易な思いつきは
危険と判断し、即却下。

水分を補っても補っても噴き出すように汗になり、
太陽はスカーフや7分そでで覆いきれない肌を
容赦なく焼き、日焼け止めが追いつかない。
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ピークにはまだ早い平日のせいか、砂浜のパラソルは
まばら。グラデーションの海に照り返す日差しを、木陰で
眉間にしわ寄せ眺めながら、背中で聴く三線の弾き語り。
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ねこは数匹に出会っただけ。風通しのいい玄関先の
コンクリートのたたきなどに横たわり、平和な眠りの中。
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山羊は惰性に任せわずかな草をちびちびと食み、
犬は退屈そうに、蝶を目で追ったり、風を嗅いだり。

ゆっくり座れる場所もあまりなく、暑さのせいで水分以外
欲さず、帽子で蒸れた脳が煮え始め締めるような頭痛。

島からの最終の17:00の船で帰る予定にしていたが、
14:00の便に十分な空きがあったため、早々に退散。

また帰りの船で、リクライニングシートに埋もれて
爆睡・・・

マリンスポーツが目的でないものが訪れるには、
時季が悪かったようだ(=^・^=)
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by ca0lizm | 2013-07-07 05:04 | たび(うちなー) | Comments(0)

 心の琴線に触れるもの


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