マギーティーラ ~序~ 7月5日
2013年 07月 05日
カメラバッグをあけるとふわりと広がったのは、お昼に
市場で買った紅芋むーちーを包む月桃の葉の香り。
連れ帰った旅先の風。
20歳の時に初めての飛行機で訪れた時から数え
今回は記念すべき10回目の沖縄。
出発日の4日ほど前に、思いつきで問合せ、
間際にも関わらず、「朝出発、帰りは夕方」の便の
格安チケットが手に入り、いいタイミングが重なった。
そんな時は、躊躇せずに乗っかるのが賢明。
あわてて荷づくりし、飛んだ。
以前の職場のS氏が赴任していたので、一杯
よろしく、と一泊二日という強行な日程での那覇
からもう2年。
この4月から、そのS氏と入替りに赴任している
Gさんは、S氏同様、同じ部署で大変お世話に
なった上司で、お仕事に支障のないお時間が
もしあれば、とメールしたら、ちょうどその日に
内輪の飲み会があるのでご一緒に、と返信を頂く。
さらに、申し合わせたごとく、S氏も沖縄に
来るという。(結局、接待仕様の出張だった
S氏とは、ニアミスのみで残念ながら会えずじまい)
3日間、朝から晩まで出ずっぱり、充実の旅を終え
戻った大阪は、明けきらぬ梅雨の大雨のあと。
携帯の電池もきれいになくなり、疲弊した身体で
キャリーバッグを引きずり、ぱらぱらと舞いだした
雨をくぐり帰る道。
好きなものに塗れ、マギー(大きな)ティーラ(太陽)を
存分に浴びた、浮かれポンチな旅日記。
by ca0lizm
| 2013-07-05 05:05
| たび(うちなー)
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