揃い 7月26日
2012年 07月 26日
仕事終わりに駐輪場とは反対の方向へ。ほんの
100mほど歩いただけでそこは祭のまっただ中。
間際まで、ただ暑いだけで人混みは面倒だと
思っていたものの、どうせ帰って寝るだけの日々、
大阪の夏の風物詩を垣間見ることに。
そもそも着方がへたくそなのか、歩き方が慣れずに
着崩れているのか、若者の浴衣姿が気になりつつ。
祭りに便乗したアルコールの屋台もちらほら、
近くの居酒屋も法被姿でビラ配りに忙しそう。
川べりに降りたら、タイミング良く文楽と落語の船。
賑やかで勇ましい鉦と三味の音が夕暮れを彩る。
テレビでも活躍の噺家さんが、玄人らしき艶な
きれいどころを引き連れ、船に乗り込む。
祭りを背にしていつもの道をバイクで。道は
平日ながらかなり空いている。
空は夕陽が淡く雲ににじんで、川面には鮮やかな
オレンジ色が長い帯状に映しぎらぎら揺れる。
先週来たばかりの新しい人が、二人とも、辞めた。
それぞれに理由はあるようだが。
ハァ。
保留中の課題もうっちゃったまま、自分にとっては
珍しく煮え切らず、決断を先延ばしにしたまま・・
時間が解決してくれるだろうと、とりあえずはまた
やり過ごし、船と共に見送った蒸し暑い一日。
by ca0lizm
| 2012-07-26 05:05
| みず
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