カナサン テーファー 3 10月10日
2011年 10月 10日
日が暮れると、沖縄も肌寒い。街灯がともり、
移動のタクシーもヘッドライトで街を照らす時間、
宴が始まる。総勢7名、改まった風ではなく、ごく
内輪の、普段の飲み会のような雰囲気が、
職場を離れて過ぎた3年をも瞬時に埋めてくれる。
偉い人ばかりの顔ぶれだが、偉そうな人は一人も
いない。仕事でかかわった、そこにいない、お世話に
なった多くの人々の近況やら、何度も繰り返される
エピソードと、沖縄の家庭料理を肴に傾ける泡盛。
わずか2年余り、私の社会人生活の中で、いろんな
意味で一番好きで、一番調子に乗せて気持ち良く
泳がせてくれた会社。与えられたものの大きさは
計りしれないし、感謝はしつくせない。
そこを去るにはそれなりの、どうしようもない
理由があった。けれど、それらは時のフィルターで
浄化されて、今はいいことしか残っていない。
電話で数名の懐かしい声も聞き、元気にしているのかと
やさしい言葉をくれる。人にやさしい会社だと、つくづく思う。
二次会は、なんと、クラブ!!
ステージでライヴがあり、客はやんややんやの
大騒ぎ。手を取り合って飛んだり跳ねたり、変な踊りで
わけがわからないほど。
耳元で大声を出さないと会話も成り立たず、
それなのにハイテンションで笑っている酔っ払い。
私もずいぶん久しぶりに飲んで、壊れた。
時計は既に25:30。翌日は、朝から会議らしい。
大丈夫なのか、この人たちは。
by ca0lizm
| 2011-10-10 05:09
| たび(うちなー)
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