あした 11月4日
2010年 11月 04日
明日しますね の約束が必ず果たされる状況に
あるとは限らないのです
かといって、死を待つだけの場所ではありません
まずは、苦痛を和らげること
入院は、ご本人ががんの告知を受けていることが
前提ですが、『病を知っている=それを受け入れて
いる』、ではないのです
異動先の所属長からのオリエンテーションにて
受けた説明に、思うところあって、感極まり、
ぽろりと涙が落ちた。
私が今月から従事することになったのは、いわゆる
ホスピスと呼ばれる緩和ケア病棟。
先月までいたリハビリ病棟では、自力で動ける
人が大半で、職員の数も多く、常に動きがあって
患者さんとの関わりも、食事風景も賑やかで
せわしかった。
全く異なる空間に紛れ込んだように穏やかすぎて、
頑張れ!も、今日も元気に!も、言葉にするのは
憚られる空気の中、介護というよりは看護の助手
業務と、病室の整備を淡々とこなしている。
胃がんを患い、最後はご自身の意思で治療を拒否し、
惜しまれつつK氏が帰らぬ人となってはや5年、来週
その命日であるタイミングで、私が導かれた縁。
私にできることが、ここにあるのだろうか。
すごくすごくいろんなことを、ない頭で考えている。
あるとは限らないのです
かといって、死を待つだけの場所ではありません
まずは、苦痛を和らげること
入院は、ご本人ががんの告知を受けていることが
前提ですが、『病を知っている=それを受け入れて
いる』、ではないのです
異動先の所属長からのオリエンテーションにて
受けた説明に、思うところあって、感極まり、
ぽろりと涙が落ちた。
私が今月から従事することになったのは、いわゆる
ホスピスと呼ばれる緩和ケア病棟。
先月までいたリハビリ病棟では、自力で動ける
人が大半で、職員の数も多く、常に動きがあって
患者さんとの関わりも、食事風景も賑やかで
せわしかった。
全く異なる空間に紛れ込んだように穏やかすぎて、
頑張れ!も、今日も元気に!も、言葉にするのは
憚られる空気の中、介護というよりは看護の助手
業務と、病室の整備を淡々とこなしている。
胃がんを患い、最後はご自身の意思で治療を拒否し、
惜しまれつつK氏が帰らぬ人となってはや5年、来週
その命日であるタイミングで、私が導かれた縁。
私にできることが、ここにあるのだろうか。
すごくすごくいろんなことを、ない頭で考えている。
by ca0lizm
| 2010-11-04 05:39
| おいしいもの
|
Comments(2)