硯 6月17日 5:54
2009年 06月 17日
幼稚園のころから、小学校を卒業するまで習字のお稽古に
通っていたのだが、今は熨斗ひとつまともに書けない。
男性でも女性でも、きちんと文字をかける人を尊敬する。
会社でも、付箋に書かれたメモ書きや、走り書きですら
滑らかな達筆だったりすると、それだけで好感を持ってしまう。
若いころは通信教育で、その後私と同じ先生に師事し、
免除を取って20年余り、母は今でも自宅で教えている。
幼稚園児で、鉛筆やノートがやたら大きく見えていた初期の
生徒さんたちが、年月を経て親となり、そのまた子どもたちが
大きなカバンを下げて通ってきている。
文字を正しく読み、美しく書けること、というのはどんなに時代が
変わっても、必要なことなのだな、と思う。
ただ、たとえ下手でも、手書きの文字はその人柄が顕著に
表れるし、味気ないパソコンの文字では伝わらないニュアンスが
含まれるので、それはそれでいいとは思うのだが・・(言い訳)
by ca0lizm
| 2009-06-17 05:54
| ねこ
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